2016-04-06 第190回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第4号
上場企業であれば、月次決算や予算管理という仕組みの中で予算項目ごとに費用対効果や妥当性を検証し、その結果を踏まえて次年度の予算を作成します。つまり、この国の決算と予算編成はそのようにはなっておりません。 この点について、飯尾参考人は次のように述べられました。
上場企業であれば、月次決算や予算管理という仕組みの中で予算項目ごとに費用対効果や妥当性を検証し、その結果を踏まえて次年度の予算を作成します。つまり、この国の決算と予算編成はそのようにはなっておりません。 この点について、飯尾参考人は次のように述べられました。
予算を計上するときにはその計上する目的が事前の評価書で掲げられるわけでありますが、検証後についても、インターネットで検索をして、それがどういう評価であったかということを分かりやすくさせていただいておりますし、予算項目ごとにそれにインターネット上で検索しやすいような符号といいますか、分かりやすくこれからもしていきたいと思っております。
ですから、その地域でどうやってお金が使われているかということを一個一個、予算項目ごとにそうやって見ていくと、いっぱい無駄があります。その無駄をさせている、必要という名目上、無駄をさせていることの背景が、国の地方に対する縛りという形であります。
これは、既存のすべての行政の制度や事業について、予算項目ごとに必要か不必要かを徹底的に見直す。次に、必要な事業については、官でやるか民間でやるかに区分けする。最後に、官が行う事業は、国でやる事業か地方でやる事業かを仕分けするというものであります。この作業は、すべての制度、事業を洗い直すと同時に、小泉改革の柱の一つである官から民へという市場化テストや、三位一体改革を補完することにもなります。
米国政府においては、それぞれの予算項目ごとに成果目標を定め、その課題解決にどのような役割を果たしたかといったプログラム・アセスメント・レーティング・ツールが試行的に導入されています。我が国も、平成十七年四月には政策評価法の見直し時期を迎えますが、政府は法改正の必要性を考えているのかどうか、また、どのように政策評価法の運用を改善していこうと考えているのか、お尋ねをします。
○町村国務大臣 私も、正確に詳しく今委員の御疑問に答えるだけ、緻密に予算項目ごとに頭に入っているわけじゃございませんが、一つには、ありていに言いますと、文部省と科学省が統合したわけでございますけれども、そこのところでうまく予算がきちんと項目的に仕分けができているかというと、いささか過去を引きずっていた部分もあるのだろうと。
○国務大臣(原健三郎君) ゼロリストでございますが、これは、大蔵省が関係省庁に要請をして、各予算項目ごとに前年度と同額の場合の問題点を列挙したものであると聞いております。私の方の国土庁にはその方は入っておりませんので、ほっとしているところです。 それで、国務大臣としてですが、したがって、全体としての予算編成上の政策体系としての考え方はまだ出ていない。